コラム

歯磨きペーストを使おう

歯磨き粉、歯磨きペーストはお使いですか?

普段お使いの歯磨きペーストは、実はとても役立っているのです!

ひと昔前は「歯磨き粉は使っても少量」の風潮がありました。研磨剤が入っているから歯が削れてしまう、発泡剤が入っているからきちんと磨けてなくても爽快感が得られ いい加減になってしまうなど所説ありましたが、現在では歯磨きペーストの成分がとても有用なことが分かっています。

今では歯磨きペーストにふくまれるフッ素が虫歯菌に対して効果的なことが広く知られていますし、フッ素入りの歯磨きペーストは多く販売されており、むしろ避けることが困難なほど ほとんどのものに入っています。どれも一緒なのでしょうか?普段からお使いの歯磨きペーストのフッ素濃度に意識されると更に高い効果を期待できます。

フッ素濃度1500ppm 近年日本でもフッ素濃度がようやく国際基準値まで引き上げられました。海外では以前からすでにこの濃度であり、周知のことですがフッ素の取り入れ方で虫歯の罹患率に違いが出てくることが知られています。虫歯になりにくければ歯を治療しませんし抜歯に至ることも少なくなります。フッ素を正しく取り入れると高齢になってもご自身の歯を失うことがかなり少なくなるわけです。

1500ppmに近い濃度を選ぶ

学童期までは1000ppmが奨められています。15歳ころからは1500ppmを使いましょう。

毛先を覆う2センチくらいの量を使う

たっぷりと使用した方が効果があります。ペーストを使い歯が削れるのではなく、歯ブラシの使い方やかみ合わせによって歯茎近くに実質欠損を生じます。

なるべくゆすがない!

歯や粘膜にフッ素がとどまっていた方がよいので、1回ゆすぐか、ゆすがず吐き出すだけで仕上げる。気持ち悪ければ、ゆすぎをたくさんした後で新しくペーストを歯に塗ってゆすがず吐き出すだけにします。

フッ素の効果は目にみえるものではありませんが、長い時間が経過して結果が出てくるものです。歯ブラシのテクニックよりも効果があるともいわれていますから、隅から隅まで磨けてなくても虫歯にならないかもしれない方法が安価に取り入れられるなら是非やった方がよいでしょう。




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