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☆第1・3・5週の木曜日は休診致します
(第2・4週の木曜日は診療致します)。
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糖尿病と歯周病はお互いに危険因子としてあげられています。
どういう意味でしょうか?
お互いに働きあってその病状の進行に関わっています。
歯肉の炎症を放っておくと、炎症物質が血管を経由して血糖値を下げるインスリンを効きにくくすることが分かっています。糖尿病であると組織の脆弱化や治癒遅延がおこり感染に対して弱くなり、歯周病にかかった口腔内は抵抗性が下がり病状を進行させていくことがあります。
日々の臨床の中でも重度の歯周病の患者様が糖尿病を患っていることが実際に多いです。そして歯周病の治療を行うことで、血糖値のコントロールに良い成果をもたらしていることも経験します。
確実にわかっていることは糖尿病を治すのではなく、インスリン感受性が改善し血糖のコントロールがよくなることです。
糖尿病は合併症が多い疾患であること。近年では歯周病であることから肺炎、心内膜炎、動脈硬化などの命に係わる疾患のリスクがあがることも注目されています。
ですからお互いの治療が好影響を与えることになりますし、合併症予防にも効果があると期待できます。どちらの疾患も生活習慣病であり、治癒ではなく上手に付き合っていくことが大事です。
歯肉の異常に慣れっこになって無関心であってはなりません。出血、口臭、ぐらつき、歯の根元に見える黒い歯石に関心を持ちましょう。